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どうも!しましまです!
2013年から2017年までの5年間のドイツ生活のブログです。
ドイツ語知識ゼロからのスタートでも、C1テスト合格、ドイツ語環境でのパート勤務、ドイツで起業等の数々の功績を残した感アリ。
息子二人は現地校ギムナジウムで立派な成績を修め、日本の学校に編入です。
このブログでは今後ドイツ語上達系の内容だけを更新します。日常については別ブログで!

2/14/2017

ドイツ独特の制度Ausbildungアウスビルドゥングとは

どうも!
ほぼ1年働いてきたバイト先を退職という名の卒業を控え、次のステップに踏み出そうとしているしましまです。
すでに一歩踏み出してますが。

そう、アウスビルドゥングです。

アウスビルドゥングとは、ドイツ独特の制度で、日本語では一つの単語に直訳不可能な制度だと思います。
よく、職業訓練と訳されていますがそんな簡単なもんじゃないと思います。

アウスビルドゥングは
働いてお金を得るための資格や知識を得るための人材育成システムで
州認定の専門学校や大学、企業などがその学びの場。
学んだ後には必ずテストを受け、卒業証書とか合格証明書がが発行されるという制度。

ということで、しましまのスペックを例に見てみましょう。
しましまはアメリカの大学を出てます。言語学を専攻しBAをとって卒業をしました。
その後普通の日本の会社数社で働き、今は起業して翻訳をしています。
日本の会社で働いていたときには ”OL" でしたが、(OLって死語?)
OL時代に翻訳をしていました。

さて、しましまはアウスビルドゥング経験者なんでしょうか?
だとしたらどんなアウスビルドゥングでしょうか?
なるほどザワールドっ!
(楠田枝里子のテンションが高すぎ。
先日のマツコ・デラックスのチョコレートの回を見て
エリコオンリーの1時間は結構苦痛だった苦い思い出が蘇ってきた)


答え。
大学で学んだ言語学だけがアウスビルドゥングで、
会社経験とか翻訳経験、起業はアウスビルドゥングでもなんでもないッス。
だって専門知識の勉強をしてないから。
だからドイツだとしましまは、言語学者です、大学出ました、という肩書が適している模様。。。。

なるほどザワールド!




日本とドイツはとにかく何もかも違います。

日本だとどこかの大学を出たらまずそれ自体でどこの会社にも入れるし
例えば靴屋さんにもなれますね。
しかし、ドイツだと、大学を出ても靴屋にはなれません。
靴屋になるには、靴屋専門学校に2,3年通って学ぶのが必須。

ちなみに、一旦アウスビルドゥングをしてから、やっぱり方向性が違ってたからといって、別のアウスビルドゥングをすることをUmschulung(ウムシュールング)と言います。

ウムシュールングは役所に行って申し込むとできます。無料で。
ただし、人数に限りがあったり、始まりの時期もあまり選択肢がないし、収入の関係もあるので、
駐在員妻では無料で受けることは無理でしょう。
ちなみにウムシュールングは、ほぼ1年間毎日フルタイムで通学必須。
それもドイツの学校は朝が早いんで、7時とか8時に始まるケース多し。で4時までとか。

ここで色々卓上で学び、2,3週間ごとにテストを受け、
どんどん脱落者が出るという。。。。
そして残った人が証書を勝ち取り、アウスビルドゥングでの就職(安月給でのおためし就職、そう、就職も知識習得プログラムの一環ですから)をするわけです。

しましまの場合、大学で言語学を学んで言語学者なわけですが、
そんな肩書で食えねぇだろ!ニーズがそもそもないだろ!ということで
ウムシュールング系ですね。

ドイツで何処かの企業でオフィスで働くとか、販売員ではない仕事に就きたい場合は
絶対に必要なのがアウスビルドゥングです。
ドイツでは大学進学率が低いので、ほぼ専門学校に行く人が多いわけですが
そこで、経理を学んだり、総務の事務を学んだり、パソコンを学んだりということをして
晴れて企業に面接してもらってクソ安月給で数年ほどお試しで経験を積むために働かせてもらうわけです。しかもフルタイムで。

本来でしたらしましまは、
オフィスワークというアウスビルドゥングをドイツの専門学校で学んでから
どこかの会社にアウスビルドゥングとして就職するのが、王道ですね。
そして年齢制限無しなので40代でもOK牧場。

でも残された時間がわずかな40代しましまの悲劇。
OL系のアウスビルドゥングなんていまさらやってられるか!
そもそもOLとしては熟練なんだぜ!ということで
OLの道はあきらめました。The男気。


じゃあ、しましまこの先どうするの?ってわけですが
なんとやるんですよ、アウスビルドゥングを!
ドイツの州認定専門学校にて!15ヶ月間!

ただし、15ヶ月もやってられるか!というのと
選択希望のものがHamburgにないので、なんと通信での専門学校受講です。
本当は通学希望でしたが。

日本だと通信での教育というと、即座にユーキャン?と思ってしまいますが
ドイツの通信教育はユーキャンレベルじゃないです。
リアル専門学校です。

ある意味日本の看護学校に通信だけで気合で通う外人登場、
そういうふうに思ってもらうといいと思います。

で、色んなドイツ人に相談しまくって、申し込みまして
それでも胡散臭い気がしてひたすら調べまくって
散々調べた結果シロだと判明したので、明日から開始なんですが、ガッツリ取り組みたいと思ってます。

15ヶ月かかるんですが、目標を半年に考えてます。
通学と違って自分のペースでやっちゃっていいみたいです。

先日ガッツリ大量のテキストが送られてきました。
大量すぎて一瞬返品しようかと思ってましたが、
先ほどWebiner(ウェビナー)というのを受けまして
納得したのでこのまま頑張ろうと志を新たにしてます。

ウェビナーとは、ウェブでのセミナーのこと。
90分の説明会があって、講師3人で70人の参加者がいて、
音声だけで自宅受講なんですが、チャットとか投票とかいろいろあって結構楽しくて
しかもドイツ語何気に聞き取り可能で、以外に楽勝だったことが衝撃だったり。。。。。


ただなぁ。。。。ネックなのが最後の試験。
試験が丸一日かかるんですが、セミナーの嵐、のあとの生徒らのプレゼン。
その後の、90分の筆記テストと口頭テスト。
もちろん全部ドイツ語。そして大量のドイツ人が参加すると思われ。。。
受かる気しないけど、冷静に考えると筆記は多分受かるし、
プレゼンは必死に練習すれば多分受かる気もするので
まあ半年後にペラペラになれるように自宅で特訓します!

さて、何をするのかというと、栄養指導士?の資格です。

実は栄養指導士というのは、肩書を守る法律というものがないために
誰でも名乗っていいそうです。
医者の場合は医療行為はしていなくても名乗っただけで
ドイツだと軽犯罪法違反です。

ということで、無資格でも栄養指導士と名乗ることは可能。
そして人に指導することも日本でもドイツでも可能です。
ただし、栄養指導士ですと名乗って指導をしてお金を取るのはNG。
名乗らないで指導してお金を取るのはOK。
やはりしっかり勉強して資格を取ってから指導をするべきなんです。

実はしましま、日本語で資格取得を考えていましたが
栄養系の資格が今ひとつだったのでドイツを選びました。内容重視。
また、どうせ通信ならと、アメリカとかイギリスのも検討したんですが
ドイツのはリアル専門学校なのでとにかく手厳しい上に
毎月の宿題が鬼らしいし、テストも厳しいし
テストは実際に会場に出向くことが必須な上、口頭と記述式。
そう、マークシートとかじゃないですから!

真の理解をするための男気INドイツ。
ということでこれから半年ほどガッツリ栄養について修行します。
でもドイツ人が15ヶ月かかるのを半年で終わらせられるものなのか。。。
自分の中では3ヶ月位で終わらせたい気満々なんですがね。

ということである意味ウムシュールング。人生二つ目のアウスビルドゥングです。

本当はドイツの国家資格、自然療法士を通学でとりたかったんですが
2・3年かかるので、老い先短い私としては(ドイツでの滞在期間って意味です、余命じゃないっす)
途中で断念したくないから選択しない、ということにしました。
ちなみにこの場合3年で7000ユーロほどします。
一瞬高いけれどよく考えると結構安い学費。

駐在妻という立場だと、とにかく長期間の予定が立てられないので結構困りますが
まあうまい具合に立てれば結構色んな経験ができるもんです。

ということで、ドイツにいて時間がある方は是非アウスビルドゥングにトライ!













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